ソリューションサービス教育サービス案件情報契約社員登録ホームページ制作カンパニープロフィール
教育サービス

ITサービスマネジメント教育のご提案

「システム運用管理」のベストプラクティスITIL。EXINファウンデーション認定資格の取得コース受講のお勧め
                                                 ITIL=Information Technology Infrastructure Library

 今や、ITを利用せずにビジネスプロセスが回るというケースは、よほど小規模な企業を営んでいない限りあり得ません。どのような会社においてもパソコンが数台あり、何らかのソフトを利用して業務を行なっています。

ITを活用し、業務の遂行を適切に手助けするためのプロセスを体系づけて定義したものがITILです。

 ITを活用して業務の遂行を手助けするものとしては情報システム、アウトソーシングサービス、ネットワークインフラなどの組み合わせがあり、これらをユーザーが利用できる環境を提供することを「ITサービス」と呼びます。
 運用管理部門は、従来の単なる「サポート」ではなく、「適切な品質を維持したITサービスの提供」を目的とし、事業の効率化に寄与していかなければなりません。

ITILではITサービスを大きく2つ「サービスサポート」(6つの分野)と「サービスデスク」(5つの分野)に分け、このそれぞれの分野に対して定義されているベストプラクティスなプロセスを学ぶことができます。


サービスサポートにおける6つの分野(ユーザーが望むITサービスを適切に利用できるようにサポート)
1 サービスデスク   ユーザーからの問合せを受け付ける唯一の窓口
2 インシデント管理 ITサービスが中断した時に、迅速に臨時応急措置をとり、インシデントを管理する。
3 問 題 管 理 問題の根本的な原因追求と問題点を未然に防ぐ。「プロアクティブ」に対策を実施する。
4 構 成 管 理 ネットワーク、ハードウェア、ソフトウェア、設備、マニュアル等ITサービスを提供する為の構成要素の情報を、正確に管理する。全プロセスに関するナレッジデータベースを構築する。
5 変 更 管 理 ITサービスの構成要素を変更する際に迅速かつ効率的に取り扱いできるように変更プロセスを標準化する。また、ITサービスの品質やビジネスを継続する為に、変更が与える影響度を最小に抑えることができるようにする。
6 リリース 管 理 変更管理で承認されたソフトウェアのバージョンアップやハードウェアの増設などの変更作業を確実に行い、稼動中の環境とその提供サービスを保護する。

サービスデリバリにおける5つの分野(ビジネスで必要とするITサービスを高い投資対効果でデリバリする)
1 サービスレベル管理 サービス提供者とサービス受益者がSLAによってサービスレベルを管理、改善する。
2 ITサービス財務管理 IT資産と財源の費用対効果を高いレベルで管理する。
3 キャパシティ管理 現在から将来にわたって要求されるサービスレベルにおいてIT処理能力とストレージキャパシティを、より高い費用効果が得られるように保証する。
4 ITサービス継続性管理  特殊な事情でITサービスが中断しても、最小限の要求されるサービスレベルを提供する。
5 可用性管理 要求されるサービスレベルをいつでも利用できるに監視と報告を実施する。

上記の各プロセスを学ぶことにより、ITサービス提供のノウハウを基礎知識として習得できます。
その結果、開発と運用、ユーザーとITサポート部門が共にビジネスレベルの向上を達成維持する仕組みが理解でき、また、その仕組み自体を設計できるようになります。更にサービス品質の重要性とか、コスト低減の考え方を習得します。
コース構成 最大受講人数 ワークショップ形式
・2日間コース 12〜16名 演習
・3日間コース  8〜20名 Control-IT ビジネスゲーム

アクセスお問い合わせ| TOPΔ 
HOME